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今話題の VR、AR、MR、違いはいったい何なの!?

はじめに:VR、AR、MR、違いは!?

昨年くらいから騒がれたVRPlaySstation VRを始め、Oculus Rift(オキュラスリフト)、HTC ViveなどVRを楽しむゴーグル型のVRデバイスが発売されました!

VR対応のゲームも発売され、バイオハザード7では死ぬかと思うほどの恐怖を与え、サマーレッスンでは癒しを与えてくれました!

ハコスコなど紙でできた簡易ゴーグルに手持ちのスマホを取り付ければ、YouTubeなどのVR動画で簡易にVR世界を楽しむこともできました。

 

そして昨年のポケモンGO!のブームで名前が知れ渡ったAR!
iPhone 8ではARが標準機能として搭載され、アップルはARに注力していくことを発しました!

更に、マイクロソフトは数年前からMRの開発に注力しており、今度のWindows10の大型アップデート(Fall Creators Update(FCU)では、Windows Mixed Reality(MR)へ正式対応するとのこと!

 

と、ここまで読んで、

 

「VR?うん、知ってる!」
「AR?うーん、なんか聞いたことある、、、。」
「MR?なにそれ?おいしいの?」

 

って方も多いのではないでしょうか?
僕もだいたいは分かってるけど、特にMRってのがモヤっとしてました。

そこで!今回はVR、AR、MRの違いについて書こうと思います!!

 

VR(バーチャル リアリティ、Virtual Reality、仮想現実)

 

まずはVR!そう、バーチャルリアリティの略語です。日本語で「仮想現実」
簡単に言うと、

「現実ではない、造られた仮想の世界に、自分がその場にいるかのような体験」

です。

具体的にはPS VRなどのゲームが分かりやすいですね。
コンピューターのみで描かれた世界。すなわちゲームの世界に自分が入りこんじゃい
ます。
レースゲームならまるで車を運転しているようにホラーゲームならホラーハウスに
入ってしまったように
、右も左も上も下も前も後ろも、

どっちむいてもぜーーーーーんぶ造られた世界です!

 

僕はPSVRを持っているのでわかるのですが、この感覚はすごいです!!ほんとに没入感が半端なさすぎです!!

スマホを使った簡易ゴーグル型のVRも同じで、例えば美術館のVR映像を見ると、その美術館にいてるような感覚になる。
それがVRです!!

 

従って、使うデバイスは目を覆うゴーグルのようなものになります。

 

 

AR(オーグメンティッド リアリティ、Augmented Reality、拡張現実)

おーぐめん、、、っち!!舌かむわ!
AR、日本語で「拡張現実」といいます!
日本語で聞いても、いまいちピンとこないですよね。

 

「現実を拡張する」、すなわち現実の世界(目で見てる世界)に、コンピューターで
造り上げたモノを重ね合わせることです。

 

最初にも書きましたが、もっとも有名なのが“ポケモンGO!”ですね!
スマホのカメラと通して見える現実世界に、ポケモンが重なって出てくるでしょ。スマホを上下に動かして視点を変えると、ちゃんとポケモンの見え方もそれにあわせて変わる。そういう技術です!

ゲーム機のニンテンドー3DSを持ってる方なら、ポケモンGO!より前に体験してると思います。机の上に置いたQRカードを3DSのカメラを通してみると、カードから立体のキャラクターが現れて、動き回ったり、カメラで上や下から見ると、ちゃんとキャラも上や下から見えます。

 

こういうのがARです!現実の風景に、コンピュータで造ったものを重ね合わせ、あたかもそこにあるかのように見せる。それがARです!!
ARはゴーグルではなく、スマホのようにカメラに写した世界をのぞき見るという感じですね。

 

もひとつめっちゃわかりやすいのは、ドラゴンボールにでてくる、スカウターです!!

 

MR(ミクスト リアリティ、Mixed Reality、複合現実)

これがややこしい!VRとARはよしとして、この新しく出てきたMR!複合現実??
どういうこと、、、?

どうやらMRとは英語でMixed、ミックスとあるように、現実と仮想世界を混ぜ合わせ
たもの
のようです。
つまり、カメラを通して見てる現実世界に、コンピューターが造り上げた世界を重ね
合わせます。
え?ええ?それってARと何が違うの??VRとは?
ってなりますよね。

 

現実と仮想の融合という意味でARと似ていますが、ちょっと違って、ARは現実世界をメインとして仮想世界を“拡張”するのに対して、MRはデジタル空間をメインとして現実世界の情報をデジタル空間に融合する形です!

もっとわかりやすく言えば、ARよりももっと広範囲な世界に現実空間と仮想空間が融合された世界ができあがります(ARは見えているところだけ)。
従って、使うデバイスはVRと似たようなゴーグルタイプであり、ゴーグルに現実情報
を取り入れるためのカメラが付いています。

そして、MRの特徴として、ARと違うのは仮想物に触れるたり使ったりすることもでます。
マイクロソフトのデモでは、現実の部屋の壁に巨大な仮想スクリーンが現れ、そこで
実際にPC作業を行う事ができたり
します。テーブルには仮想の花瓶などが置かれてい
ますが、それは自分の視界から消えても、その部屋の位置情報としてそこに(テーブ
ルの上に)存在しています(繰り返しですが、ARでは見えているときのみ仮想物がある)。

 

トムクルーズ主演の“マイノリティ・リポート”を観たことがある方は想像しやすいのかもしれません。あれに出てきた、仮想で宙に浮かぶWindowsのようなOSがあったと思いますが、あんな感じでしょう。

MRはちょっとわかりにくいですが、VRやARと並べて述べるものではなく、その更上位のものらしいです!!

どんなことができるの?

VRでできること

完全な仮想世界の中に入り込むことが出来るので、現実ではありえない世界を舞台としたゲームが今のところ一番使われていますね。
あと、これもゲームになるかもですが、アニメのソードアートオンライン(SAO)のように、完全な仮想世界の中で暮らすようなこともできるようになるかもしれません。
(SAOの作中では、現実の本人は寝転んでいるだけだが、脳への直接の刺激により仮
想現実の世界へ入り込み、走ったり、闘ったり、ご飯を食べたりまでできる)

 

ARでできること

これもいまポピュラーなのは、ポケモンGO!ですからゲームですが、他には運転などのシュミレーターで使われたりしてるようです。
iPhone 8の発表で注目されましたが、Googleはその前からスマホでのAR技術(Tangoや次のARCore)を開発していますし、ソニーの次期Xperia XZ1はARCoreに対応するかもと噂されています。
ARの技術を使えば、例えば現実の家具(椅子など)をカメラを通して見ると、その寸法が分かったり、逆に、ネットショップなどで家具を買う際に、自分の部屋を写して仮想的に家具を置いてみることができたりします。

、、、、が、、、、ARっていまいち使い道がよくわかんないですね。

 

MRでできること

結構すごいことができます!
例えば、東京に住む父親がMRゴーグルをつけて、自分の部屋に仮想空間をつくる。一方、大阪で娘が同じ仮想空間を使えば、あたかも東京の部屋に娘がいてるような仮想空間をつくることができます!!
ちょっとややこしいですが、自分の部屋に仮想的に娘がテレポートしてきたと思ってください。
そういうことができちゃいます!!

 

あとは、例えば複数の人が同じ部屋に集まり、そこで仮想空間を共有する、、、具体
的には、部屋に集まった人が、仮想のオブジェクト(何かの仮想模型や仮想テレビモ
ニターなど)を一緒に使うことができる
とかです(仮想オブジェクトをみんなで触れ
るので)。

 

まとめ

VR、AR、MRの違いについて、ご理解いただけたでしょうか?
まとめると

 

VR:超ウルトラ現実逃避ができる!!
AR:現実世界に仮想物がでてきて、なんかオモロイ
MR:現実世界がなんか便利になって、すごい未来になりそう!!

 

という感じです。
ありがとうございました!!

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