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[温度調節できる!?] AOKI ファブリックヒーターコート レビュー!

スマホで温度調節できるハイテクコートが登場!!

僕は一応毎日スーツで通勤しているのですが、冬の時期になるとコートが必要になります。

今まで着ていたコートが古くなってきたので、今年は新しいコートを購入しようかなと思っていたときに、ちょうどいいタイミングですごいコートのニュースが発表されました!

 

それが、スーツで有名なAOKI

ファブリックヒーターコート」です!

Image: AOKI公式サイト

 

このコートはなんと、モバイルバッテリーを使って36度~42度まで4段階で温度を調節できるのです!

 

ついに未来のコートが発売されたか!って感じですよね。

Image: AOKI公式サイト

 

価格

AOKIオンラインショップと一部の店舗(かなり少ないようです)で取り扱っており、価格は49,000円税込 52,920円)と少々高めのコートではあります。

サイズは、S、M、L、LLが用意されています。

 

まあ僕は、ちょうどコートが欲しかったタイミングもあって、速攻で購入したので、レビューします!

 

 

温度調節の仕組みは?

温度調節の秘密は、コートの内側に取り付けているライナーにあります。

Image: AOKI公式サイト

 

このライナーにはヒーター機能が搭載されており、電気によって暖かくなるわけです。

簡単に言えば、ホットカーペットや電気毛布と同じようなものでしょうか。

 

ライナーのヒーター機能は三機コンシスが開発、信州大学繊維学部と共同研究した「HOTOPIA」を使っています!

確かにHOTOPIAの公式サイトを見てみると、ファブリックヒーターを使ったベストやネックウォーマーなどが発売されていますね。

Image: HOTOPIA公式サイト

 

先ほど電気毛布と同じようなものと書きましたが、HOTOPIAは銀の繊維が特許による方法で編みこまれているため均熱性が高く、電気毛布のように電熱線の周囲だけが低温やけどする恐れがないとのことで、長い時間着用するコートやネックウォーマ―などにも安心のようです。

 

また、電気で発熱しているなら強い電磁波も出ていて身体に悪いんじゃ、、、なんて思いますが、なんと電磁波もゼロとのことです!

医療機器にも使われているものだそうです。

すばらしいですね、HOTOPIA!

Image: HOTOPIA公式サイト

 

 

スマートフォンアプリで温度コントロール可能!

そしてこのAOKI ファブリックヒーターコートが搭載するHOTOPIAの素晴らしいところは、なんとスマホのアプリで温度調節ができるところなのです!

Image: AOKI公式サイト

 

ガジェット好きの僕としては、ここにガブっと食いついちゃいましたね。

ライナーにHOTOPIA専用のモバイルバッテリーを取り付けて、温度調節するのですが、このバッテリーはBluetoothでスマホと接続できるのです!

 

HOTOPIAの専用アプリを使うことで、温度調節(オフも可能)、バッテリー残量の確認ができるわけです。

いやー素晴らしいですね!

 

バッテリーの持ち時間は、最高温度の42度で約2時間、最低温度の36度で約8時間です。

42度で2時間というのは心もとないないですが、温度をオンにすると数秒で暖かくなってきて、その後は温度を下げたりオフにしても結構保温されたままになるので、実際にはそこまでバッテリーの心配はしなくてよいかもしれません。

 

それでもバッテリーの持ちが気になる方は、HOTOPIA公式サイトに専用バッテリーが売っているので予備として購入してもいいですね。

 

 

ファブリックヒーターコート レビュー

開封

購入レビューと言えば、開封ですよね。

AOKIオンラインショップで服を買ったのは初めてでしたが、他のオンラインショップと同じで特に難しいことはありませんでした。

 

届いた箱はこんな感じです。

写真ではわからないですが、結構デカい、、、

 

箱を開けると、コート本体と、ハンガー、お手紙などの紙類が入っていました。

 

コートの外観

コート自体はものすごくシンプルで、どんなスーツにも合う感じですね。

 

公式サイトの画像の方が着た感じがわかりやすいので、載せておきます。

シンプルだけどスマートでカッコイイと思います。

Image: AOKI公式サイト

 

ただ、今回現物を見ないで買ったので驚いたのですが、コートの生地が薄い、、、

これ、真冬に使えるのか、、、?と一瞬高価な買い物なのに失敗したかた思ってしまいました(汗

 

しかしよく考えると、このコートのウリは「温度を調節できる」ことなので、コート自体は厚い生地を使う必要がないのです。

そして、その最大のメリットは寒いときでも生地が薄くて軽いコートなのにあったかいということなのです!!

 

HOTOPIAのライナーは、見かけは言われても分からないくらい普通のライナーです。

 

白い箱が内ポケットに入っていました。

おそらくこの中に専用モバイルバッテリーが入っていると思います。

 

そでの部分にタグが付いていました。

タグにもHOTOPIAのライナーのことなどが書かれており、電磁波ゼロということなどが記載されています。

安心感が大きいですね。

 

 

HOTOPIA専用モバイルバッテリー

ここがガジェットブログとしての本命になりますね。

HOTOPIAの専用モバイルバッテリーを見ていきましょう!

 

公式サイトによると専用バッテリーのスペックは次の通りです。

接続は低消費電力のBLE(Bluetooth Low Energy)対応というのはいいですね。

項目 スペック
サイズ 87.8×62.5×14.3mm
重さ 120g
バッテリー形態 Li-ionバッテリー
バッテリー規格 7.6V—2500mAh
(Power Device/LM)
入力 Max.DC5V 2000mA
容量 19W
完充電時間 3.5時間 @2A
出力端子 Magnetic Terminals
Remote制御方式 Bluetooth BLE4.0

 

先ほどの白い箱を開けると、モバイルバッテリー本体と充電用のUSBケーブル(microUSB)、説明書類が入っていました。

 

大きさは結構小さいです。

分かりやすいようにスマートフォン (Xperia XZ、5.2インチ)と並べて見ました。

重さは120gでスペック上は重くないですが、若干ズッシリ感はあります。

 

モバイルバッテリーの外観を見ていきます。

 

右側面に充電用のmicroUSB端子があります。

 

上側面には、電源や温度調節に使う物理ボタンが一つと、バッテリーの残量や温度レベルを表すための4つのランプがあります。

 

左側面、下側面には何もありません。

 

裏側には、見慣れない二つの端子があります。

この端子は、コートのライナーにある端子と接続します。

 

 

温度調節方法・スマホ接続

HOTOPIAによる温度調節自体は、スマホと接続せずに本体だけでも操作できます。

いつでもスマホがあるわけではないですし、これはこれでありがたいですね!

 

説明書に丁寧に設定・操作方法が書いてあります。

 

本体にある物理ボタンを短く押すと、4つのランプが点滅してから、バッテリーの残量に応じた数のランプが点灯します(残量50%なら2つ点灯など)。

またこのときスリープモードから待機状態になります。

 

また物理ボタンを2秒程度長押しするとランプが点灯し、続けてボタンを押すと、押すたびに温度を4段階に変更できます。

4段階の温度は、ランプの数でわかります(一つ点灯:最低温度、4つ点灯:最高温度)。

 

慣れれば特に難しい操作方法ではないと思います。

ただ、実際に使うときは、バッテリーはコートの内側のポケットにあるので、目で確認して操作しようと思うとコートの前を開けて、、、となるので大変です。

 

そこでスマホアプリによる操作が便利なのです!

アプリはiPhone(iOS)用とAndroid用が用意されています。

 

普通のアプリと同じようにストアからインストールします。

 

スマホのBluetoothをオンにしておき、HOTOPIAのバッテリーのボタンを短く押します。

(HOTOPIAはボタンを押すことでスタンバイから待機状態になります)

 

HOTOPIAアプリを起動し、Bluetoothのマークをタップします。

しばらくするとバッテリーが検出されるので、これをタップしてペアリング完了です!

 

接続されていれば、画面下にバッテリーの情報と残り時間が表示されます。(バッテリーの情報が「?」となっている場合は接続されていません)

 

画面の真ん中に円状の大きなアイコンが表示されているので、真ん中をタップすることで温度を4段階に変更できます(オレンジ色で表示されます)。

温度をオフにしたい場合は、真ん中を長くタップすれば、オレンジがすべて消えてオフになります。

 

アプリの温度設定とバッテリーのランプがちゃんと連動していることが確認できました。

 

またGPSと連動しており、今いる場所の気温と天気が表示されているので、温度調節の目安にすることができます。

 

設定の項目では、バッテリーが少なくなったときに知らせるかどうかなどを変更できます。

 

操作自体は単純なので、使いにくいということはないですね。

ただ、しばらく時間がたつとHOTOPIAバッテリーがスタンバイモードになるようで、アプリを起動しても接続されていませんでした。

そんなときは、バッテリー本体のボタンを一度だけ押す必要があります。

 

ボタンを押すだけなので手さぐりでできますが、アプリから起動して欲しいですね。

(iPhoneで使っているので、ひょっとするとAndroidではアプリから起動できるかもしれません。そういうアプリはたまにあります)

 

 

着て使ってみた

HOTOPIA専用バッテリーを、コートの裏側の専用ポケットに付いている端子と接続します。

 

あとは本体からでもスマホからでもいいので、温度を上げれば、1分もせずに温かさを感じることができます!

 

バッテリーの収納場所的には、お腹の左側寄りになり、コートを着た時にジャマにならない場所となっています。

 

前述のようにバッテリーの重さは120gで、コートを着ていても特に重さを感じるとうことはないです。

ただ、コートを脱いでハンガーにかけようとするときに、やはりバッテリーが入っている左側に重さを感じますね。

 

コートそのものは薄手の素材になっており、着心地は結構いいです。

真冬用の厚手のコートにありがちなゴワゴワ感や肩が凝りそうな感じがないですね。

それでいてヒーター機能で暖かくできるというのが、このコートのすごいところです!

 

そして実際にヒーターによる温度調節の効果はどうなのか!?ってことですが、ニュースでも流れているとおり、ここ最近は暖冬なのでヒーターが必要な場面が少ないです、、、(^^;

 

それでも、朝5時など早い時間に出かけると寒いので、ヒーターをオンにすれば背中を中心に暖かくなるのが分かります!

最初は最高温度の42度(4段階目)に設定して、しばらくすると背中にじわっと汗を感じるようになります。

ですのですぐに1か2段階に下げて使っています。

ライナーはお腹を包むように付いていますが、密着しやすい背中が暖かさを感じやすいです。

 

電車など乗り物に乗るときはヒーターをオフにすれば、コートを脱ぐ必要もありません。

これがこのファブリックヒーターコートの非常に便利なところで、気温に合わせて服(コート)を変えるのではなく、温度設定を変えることができるので、外を歩くときは温度を高めに、乗り物や建物の中ではヒーターをオフにできるので、寒いときでも厚手のコートを着る必要がないのです!(ファブリックヒーターコートは結構薄い生地です)

 

気温が低くて寒い時でも、軽い薄手のコートで過ごせるというのはすばらしいですね!

まさに未来のハイテクコートです!

 

 

【まとめ】スマホで温度調節できるコート!AOKI ファブリックヒーターコート レビュー!

Image: AOKI公式サイト

 

スーツで有名なAOKIから、ヒーターを内蔵し、スマホアプリから温度を調節できるハイテクコート「ファブリックヒーターコート」が発売されました!

 

ちょうどビジネスコートを買おうと思っていたので、速攻購入しました!

 

【ここがイイ!ポイント】

  • ヒーターで36度~42度まで温度を調節できる!
  • スマホアプリでコントロールできる!
  • ヒーターは低温やけどしにくく、電磁波ゼロで安心の日本製HOTOPIA!
  • 寒いときでも薄手のコートで過ごせる!
  • 未来の衣服を感じられる!

 

【ここがイマイチ!ポイント】

  • 価格が高い
  • 最高温度では2時間しかバッテリーが持たない
    (最低温度では8時間持つ)
  • コートなのに充電する必要がある

 

【こんな人にオススメ!】

  • 寒いときでも、分厚いコートを着たくない人
  • ハイテクな未来の衣服を試してみたい人

 

バッテリーは最高温度では2時間しか持ちませんが、実際には最高温度では厚すぎて使い続けることはないと思います。

ただそれでも、バッテリーの持ちは長い方がいいので更に改善されればいいですね。

 

やはり一番のウリは、「寒いときでも薄手のコートで過ごせる」ということに尽きると思います!

価格もそれなりにしますし、コートなのに充電が必要など、誰にでもおすすめできるわけではありませんが、興味のある人はぜひ試してみてください!

 

未来の服はこうあるべきですね!

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