【目次】(クリックでジャンプ)
DEVILMAN crybaby 第4話「明、来て」
前回、明がデビルマンに変身する姿や、悪魔たちを盗撮したカメラマン長崎を探し出した明と了。
長崎は悪魔“ゲルマー”にあやつられ、美樹も巻き込まれてしまう。
ゲルマーを倒し、美樹を助けた明だったが、了は「自分たちのことを見られたかもしれない」と美樹を殺そうとする。
それを絶対に許さない明。
了と明の額がぶつかり合いお互い血が流れる。
「選べ明!俺と生きるか!その女と死ぬか!」と叫ぶ了。
明と了の価値観・思想の違いがあらわになっていった。
第3話の感想はコチラ↓
公式Twitter
DEVILMAN crybaby COMPLETE BOX発売決定!
【完全生産限定版特典】
★Blu-ray DISC3枚、特典CD2枚:5枚組
★押山清高描き下ろしBOX
★牛尾憲輔によるEXTRA Soundtrack Remix CD
★アニメーションメイキングブック(100P)
★アートワーク集(100P)https://t.co/nO5mx6Fjeo#デビルマン#DEVILMAN pic.twitter.com/lGSL9OZ1zt— 『DEVILMAN crybaby』公式 Netflixにて全世界独占配信中 (@DevilmanCryBaby) 2018年1月19

明の母親から明の携帯に電話がかかる。
成田空港で待っているとの連絡であった。
「信じていいのは俺だけだ!」と叫ぶ了。
牧村家の朝食。
撮影スタジオでプールで溺れそうになったことを話す美樹。
しかしその後のことは覚えていないという。
明の両親は医者で、世界中を回っているからめったに帰ってこないという。
笑いの絶えない朝食であった。
空港に向かうために靴を履く明。
明の母は、靴を明によく送ってくるという。
明に助けられたような気がするという美樹。
夢だよとごまかす明。
明を車で迎えに来た了。
さっきの美樹との会話を盗聴しており、今回だけは見逃してやると了。
[コメント]:どうやら了はとりあえず美樹を殺すのをやめたようです。ただ、美樹が記憶があいまいながら覚えていることを気にしているようですね。
靴ひもの結び方を母に教わったことを思い出す明。
両親を走って追いかけるが、両親には追いつかない。
シレーヌとカイムが、爆破された長崎の家を見て、先をこされたと話す。
土手で走る練習をするミーコ。
ミーコのマンションで、花に水をあげるミーコ。
それを見て声をかけるラッパー。
ミーコへの想い、自分の心、劣等感をラップにのせて歌う。
名前はマユタ。
それを聴いて、涙を流すミーコ。
成田空港に到着した明の母。
空港バスに乗り、明の写真を眺める。
そのとき乗客の悲鳴が聞こえ、そこにいたのは夫(明の父)であった。
「あなた!?」叫ぶ明の母。
明の父は乗客を残虐に殺す。
バスの中は無残な死体だらけとなり、妻の前に向かう。
「やめて!えいじろう!」叫ぶ妻。
しかしその声もむなしく、明の母は父によって殺されてしまう。
父の体からは、悪魔の姿と思われる巨大な尻尾がでており、明の母はそれに貫かれてしまった。
[コメント]:結構つらいシーンです。原作にはなかった設定ですね。
牧村美樹の部屋。
「撮影したスタジオってこの間のカメラマンと行ったの?思い出したら教えてくれる?」と美樹を気遣い、笑顔で話す美樹の母。
一方、どこかのゴミ捨て場。
マユタとミーコ。
「さっきのいい歌だった」とミーコ。
「私の歌だった。私のことも歌ってくれたけど、全部私のことだった。」とミーコ。
「私も黒田みきなの。陸上くらいは私も勝ちたい。私はみきになれない。一生ミーコのまんま」
「きみはすごくかわいいし、努力家のみきだよ!」とマユタ。
成田空港。
「俺のかあさんはみんなの役に立つ仕事をしているんだと誇らしい気持ちだった。中学に入ってから声を聞いたのは2回だけだったけどな。」と明。
それは少ないのか?俺は親っていうものを知らないからな
謝る明。
母からの電話があり、GPSから整備工場だとわかる。
そこに向かった二人。
真っ暗のなか、母の顔が浮かぶ。
「こないで明!私は死んだの!」
「ごめんなさい明。私は死んでしまったの。」と母。
[コメント]:原作を知っている方なら、この悪魔シーンを覚えていると思います。たしか母ではなく幼い少女だったと思います。
クライベイビーでは、明とその両親の絆を描いているようです。
そしていろんな人、少女から大人までのうめき声と顔が浮かぶ。
「あーきらー、、、私は、人じゃない、、、」と父の声がする。
しかしその姿は悪魔(デーモン)であった。
その亀のような姿の悪魔は、その腹に食べた人間たちの顔が張り付いている。
「母さんが食いたかったんだ、、、、。」
[コメント]:原作では、亀の甲羅側に人の顔(デスマスク)が張り付いているデーモンでしたが、お腹側に変わっています。
「よくも、、俺の、、、、!!」
怒りで、デビルマンに変身する明。
「明、あなたまで!」と母。
「違う!俺は悪魔じゃない!デビルマンだ!」
「俺の心は人間のままだ、俺の心は悪魔に勝ったんだ!」
「父さんも勝ってくれ!悪魔に!」と叫ぶ明。
苦しむ父。
「負けるな悪魔なんかに!」
更に苦しむ父。
「悪魔めーーー!!」
自分で自分の頭を切り裂く父。
頭が無くなった状態でも生きている悪魔。
「人間が悪魔に勝つだと、そんなことあるわけねえだろ。」と悪魔。
そして自分の腹にある人間の顔に、自分でパンチしていく。
痛み、苦しむ腹の顔の人たち。
殺さないでと叫ぶ少女の顔を銃で打ち抜く了。
「明!あれは人間じゃない!ただのデスマスクだ!」
「私はもう死んでるの!ここへきてもう救って!」
「母さんを助けて!」ほほ笑む母。
「うわーーーーーーー!父さん!母さん!!」涙を流しながら悪魔に走りこむデビルマン。
そして悪魔の胸に一撃のこぶしを貫く。
「俺はデビルマン!人の命を奪うものを許しはしない!」
倒れる悪魔。
見開いた母の目をそっと指で閉じる明。
「ごめん、ごめんよ、、、。」と明。
[コメント]:目をそっと閉じるのは原作と同じですが、相手が母親になっている分、アニメの方がつらいですね。。。
原作では、幼い少女さえも殺して楽にしてあげなければならない苦しみでした。
クライベイビーでは、自分の肉親である母親を殺さなければならない、、、つらいです。
一方、サバトパーティに来ているミーコとマユタ。
パーティの一人が悪魔となった。
DEVILMAN crybaby 第4話 感想
今回は、明の両親にまつわる話でした。
明は両親とはほとんど会えなくて寂しいが、人のために活躍する両親を誇りにも思っていました。
そんな両親との久しぶりの再会で、父は悪魔になってしまい、母の命を明自身が奪ってしまわなければならない、、、。
正直今回の話は、重すぎてキツかったですね。
原作は少女で、たしかに幼い少女を殺さなければならないのもつらいのですが、明との直接の背景はありませんでした。
しかしクライベイビーでは、その対象が母親となっており、そのバックグラウンドも描かれています。
原作よりも、より深く、重く、つらくなっていますね。
さあ、デビルマン クライベイビー、第5話はどうなるのでしょうか!?